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- 2012.12.01 Saturday
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9月9日(金)は、60日毎に巡ってくる西王金母大仙の御縁日です。
この日に、我が会に御来臨される三体目の太真西王母・須世理比売命(すせりひめのみこと)様の御尊像を開眼する予定でした。いまは少し事情が変わりました。
しかし、御尊像は確かに我が会のものとして手配は済んでおり、現在、輸送中であります。9月9日には道場に到着することになります。
※我孫子カイロセンターの庄田先生の御報告によりますと、日本に送付するために、元部下の方が郵便局をいろいろと廻ってくださり、郵送の手配が済んだようです。来週早々に到着する運びです。(9月1日現在)
※9月9日(金)は御縁日の祈願会を行います。御尊像を三体安置して行います。開眼法要は11月8日(火)の『大司命節・最終結願日』に執り行います。
11月8日は、大司命節(1ヶ月にわたり幽政の秘機が行われる運命改定の期間)の最終日であり、このことは奇しき因縁と呼ぶよりほか言いようがありません。
いずれにしましても、今後は60日毎に巡ってくる、丁卯(ひのとうさぎ)の日に、西王金母大仙の御縁日祈願祭を行うことに致しました。ですから、9日9日(金)には、安置祈願法要をしますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
皆さんで、三体目の御尊像が無事に来られ、ご神力を発揮していただけるようにお祈りをしましょう。神界に感通するための秘詞を受けている方は、その秘詞をもって祈ってください。これはわたくしたちの為すべき修道の一つであります。神界の御用を勤めることのできる喜びを噛みしめながら、ひとつ大いに祈念してみてください。
一連の出来事が現在進行形で動いている今だからこそ、御用の祈りができるのです。1年後ならば、ご縁がないわけです。
最後に・・・
庄田先生の元部下の方でしょうか、西王母ご尊像を自宅に持ち帰ると、ほどなく女児が誕生されたそうです。誕生日は8月26日。下の写真が、その赤ちゃんです。可愛いですね。西王金母さまも美しいお顔をされています。別名:王母娘娘(ワンムーニャンニャン)と言います。
わたしがチベットの密教的な教えを学んでいることは、諸兄はご存知だと思う。
いつかチベット医学の大家やラマを招き、医学や修道法の伝法・講習をやりたいと思っている。
今日は師僧ラマ上師についてご報告したい。
幾人かのラマを存じ上げ法を受けているわけだが、わたしが若年よりご縁のあった高僧がいる。それこそ二十歳前から法縁がある。
お名前は、チュプテン・チュダク・ギャッツォ師という。もちろんチベット人である。ニマチェンラという学問寺の高僧だから、ニチャン・リンポチェと皆さんは御呼びしている。日本語ができる数少ない高僧ラマのお一人だ。
ご専門は、中観であり、高僧ラマ・ミパム師の「中観帰謬論証派」の学匠だと言えよう。経典を添削もできる、文法の大家でもある。一見そうは見えないが、すごい秀才なのである。日本の歴史においても彼よりも優れた中観の専門僧侶がいるかどうかは疑問だ。それほどのお方だ。
本質はゾクチェンパだ。教えを受けた師匠たちが、これまた凄い。間違いのない、悟りを開いた成就者たちから数々の伝授を受けている。この師僧にお聞きすれば、そのラマが本物かどうかすぐに分かってしまう。知らないことがないのだ。
幸いなことに、このラマから加行(グンドー)やサーダナ(成就法)その他の法を受けることが出来た。リンポチェはわたしのことを何故か「古い友達」と呼ぶ。思えばはじめて出会ったのは、19歳の時だった。彼の法衣姿に憧れてお坊さんになったようなものだった。
その師僧が、アメリカでお倒れになった。夏は必ずアメリカで過ごすのだ。今日、緊急の手術があり、無事成功した。しかし、予断を許さない。側近のお弟子の方々は大変だ。アメリカに急遽行き、あるいは皆さんへの連絡を細かにする。
そのような中で、弟子たちはラマの長寿・病気平癒のお祈りをする。
わたしは夜になり、易を立て卦を観ることにした。
得た卦は、「雷巽恒」すなわち『恒(こう)』の卦。変爻は五爻で、変卦『大過』となる。
『恒』は、亨る。咎なし。貞に利し。
まあ、悪い卦ではない。病気に対する予防のために、側近のお弟子さんが随分と食生活などを調整されていた。今後もそれを続ければ、咎はないということだ。
しかし、変爻の五爻は良くない。慢性病名などは、重病化する可能性がある。多くの高僧ラマや弟子たちのお祈りがあるから、大儀はないと思う。
この師僧ラマは、わたしの人生の曲がり角でいつも出てくる。深いつながりがあるのであろう。このラマから『浄土サンドク・ペルリ(吉祥銅色山)の誓願 =ペルリ(吉祥山)の秘密の道』という大切な祈祷書の伝授を受けている。
リンポチェは、すごい速度で回復されている。順調な回復をみせておられる。10月には日本に帰国する予定という。仏天のご加護、マハーシッダの法力、弟子たちの祈りが結実して、このような奇跡的な回復をみせているのであろう。最高の医師に処置してもらったことも功徳力であろう。
(リンポチェのメッセージ)
突然心臓発作を起こし、急に倒れてしまい、大変ご心配とご迷惑をおかけしてしまいました。ロンチェン・ニンティク、グル・リンポチェの教えに携わる一人の者がいなくなってしまうかと、皆さんがお祈りや真言を唱えて下さったおかげで、まだ死なず生きています。こちらの皆さんのご尽力がなければ、そして優秀なお医者さんに恵まれてなければ、命を落とした事でしょう。おかげ様というしか言葉がありません。ここで死なず日本に帰り、再び皆さんに会えるのは大変喜ばしい限りです。心からありがとうございました。
ニチャン・リンポチェ