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- 2012.12.01 Saturday
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玄義という語は、天台大師の講説集『法華玄義』をもって嚆矢とする。この書は天台大師の説くところのものを弟子の潅頂(かんちょう)がまとめたものである。
今日述べるのは、山岳修行の玄義、つまり奥義、真髄ということである。
吉野大峯の修行の玄義、各霊山での修行の玄義、これらは共通しているものがある。
霊的修行を進めてゆく上で、大切なことは、由緒のある聖地で行をすることだ。
どういうことか説明しよう。古来、山には三身が備わっているという。三身とは、密教の法身・報身・応身をさす。三身はホトケのあり方の三種である。三身即一という言葉があるが、山にはそれが備わっているのだ。三身=山神なのである。山は大山積神が司掌されている。
必ず修行場としての山には、神人・仙人・佛仙と呼ばれる方々のご証跡がある。
具体的な場所や逸話が残っているのだ。例えば、記録で残っている場合は、残した人もまた神人であったりする。心眼を研ぎ澄ましていると、文字や伝承のむこう側にある真実が自ずから判然としてくる。
経験上、逆もある。或る山に真剣に通っているうちに、その山のご神霊が教えてくれるというものだ。
人の口伝てもあれば夢告もある。とにかく結果は同じで、その場の守護者の名と背景がわかる、礼拝法がわかるなどの特徴があるのだ。
神人や佛仙が、修行した場所は大切にしなければならない。
不浄の者は、きちんと清めてから場にゆくことである。そうでないと冥罰を蒙る。
であるから、必ず結界を張り、護法神を供養し、法楽を捧げる。チベットの密教をやる者ならば、セルケムやガナプジャ、サンチュー(チベット式柴灯護摩)などをやる。日本ならば、修験の護摩法を行い本尊、神々、精霊を懇ろにご供養申し上げる。
現在、わたしが「独り行」を認めているのは、3名程だ。滝行お世話役のうちの2名。
あとは治療家の名人。これだけである。ご本人に許可しているから本人はわかるであろう。これらの方の修行の折には、わたしが遠隔で祈念している。当地にゆき、一緒に修行する場合には及ばないであろうが、悪い事はない。殊にわたしが一度でもその場所に行っておれば、遠隔の法の力は強くなる。わたしから修行の指導を受けたい人で、許可なく勝手にやっていた場合、その方は問答無用で出入り禁止、破門とします。サンガが乱れるので、今後は徹底します。修行というものは、やればいいというものではないということです。
吉野大峯その他の霊山は、多くの神・仏が顕現した聖地であり、多くの聖者が昇天した聖域なのだ。
御岳山もまた、そのような聖地だ。そう、一種のアンテナのようになっている。これは肌身で感じるより他ないものだと思う。
御岳山は、御岳神社にクシマチノ神・スクナヒコノ神・オオナモチノ神・大口真神が祀られ、天狗岩には、桜坊大天狗と小天狗、綾広の滝には祓戸神、奥の院には、日本武尊が祀られている。七代の滝で修行したのは松本道別、桑田道教、野口晴哉、川面凡児、その他大勢。根本の神は、広国押武金日尊。その他、山中で昇天した大中臣国兼がおられる。
これらの神々、諸尊と感通する、感応道交する。大宇宙の気、山の霊気を己の中に統合し、人体放射能を構築することが土台である。之が出来れば、どんな法でも即、奥義に到達するであろう。
金剛蔵王大権現を念ずる
2010年 6〜7月に、以下の講座等を行います。 (追加の講座あり)
・6月27日(日曜)午後1時〜5時 霊学講座 受講料:3000円 済
・6月29日(火曜)午後7時〜9時 講話会 参加費:500円 済
※一般的な法話および質疑応答、茶話会
・7月7日(水曜)午後7時〜 七夕操法会 参加費:2000円
※野中操法その他で腹部を整え充実させる。
七夕の強力な願掛け(お願い事がよく叶います)
・7月11日(日曜)午後1時〜5時 手技療法講座+野中操法講座
受講料:3000円
・7月13日(火曜)午後7時〜9時 ミュート講座 伝授会(滝行研修+護身法等)
(主催:ミュートネットワーク)
・7月17日(土曜)+18日(日曜) ミュート秘伝合宿
※腹部操法、野中操法、滝行、河野智聖先生と川島金山対談 他
(主催:ミュートネットワーク)
*ミュートネットワーク主催の講座等の詳細については、ミュートネットワークまでお問い合わせ下さい。
・7月25日(日曜)午後1時〜5時 霊学講座 受講料:3000円
8月以後の予定は近日中に発表します。