(持佛;千手千眼観世音大菩薩)
久しぶりの記述である。
本日、川島整体の本院に僕の持仏である「千手千眼観世音大菩薩」を奉祀した。奇しくも今日は17日千手観音のご縁日である。この菩薩の秘伝に「天・龍を呼召するの印法」がある。密教の法で僕がもっとも得意とする法が、この儀軌に由来する法だ。この系統の法に、有名な京都の三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)で行われる「柳枝の加持法」がある。詳しくは述べないが、開運・天龍を召請す・宿命通を得る等のご利益があるものである。
今後は野中操法・野口整体を中心として、在野で使える技法や叡智をどんどん出してゆきたいし、取りれたい。「霊祟秘伝」などもお伝えしてゆきたい。そういう必要性を感じるのだ。この頃、霊的な障害を持つ事象に遭遇する。案外あるものだなと感じている。故に「護身結界の法」や「六甲秘呪」と言われる九字真伝や戻しの符も伝授したい。更に邪気・邪霊が肉体のどこから侵入するかという問題もある。実は、野中操法や整体操法の急処は、そういうものが侵入する処でもあるのだ。詳しくは述べない。真剣にやりたいという方だけ来ていただきたい。冷やかしは勘弁願いたい。人間の世界は冗談や言い訳が通用するが、霊の世界は一切言い訳が利かない、危ないことが多々あるのだ。真剣に素直にできる方だけが来てくださればよい。
また、野中操法の健康線第一の真の取り方・整圧、応用:野中操法腹部活点の入れ方など、これらも研究会で行いたいと考えております。
実は、このところ熟慮し一切の公開伝授を辞めようかと考えていました。個別に自分が好む方だけにしようかなどと考えておりました。別に他人から批難されたとかいうような理由ではありません。僕は批判批難は一向に痛痒を感じない人間なので違う理由によるものです。しかし、講習会など無くても、熱心に来院される方々も居り、その熱意に打たれましたので、続けて行くことに致しました。
数日前に、恐らくは易において日本一ではないかと思われる先生の来訪がありました。ご迷惑がかかりますので詳しくは述べることができませんが、それは大変偉い先生です。繰り返しの実占と天性により一種の霊感的なものを得ておられるやに拝察いたしました。僕の祖父は易をよくした人物で先祖からの血が騒いでいるのを、いま感じています。いずれは「病占」などを易によりやりたいと考えていましたので、これからは易の叡智も研究会では、取り入れたいと考えています。易が理解できないと霊学の理解も出来ないと言われています。
現在、研究会のメンバーは約30名程おります。これから更に内容も濃くなることでしょう。近日中に、9月から12月までの日程を、このブログ及びホームページ上でお知らせいたします。秋には研究会の先生による「体癖講座」「心理研究」「各療法の紹介」などの公開講座を行いたいと考えております。スタッフとしてお手伝い願える方も合わせて募集致します。
(松本道別著「霊学講座」)