お彼岸(2)。今日もまたおかしな話題を提供したいと思う。
昨日は死者に関わるあるいは助ける法について書いた。本当は序文にすらなっておらずそういうものがあるとだけ述べた。法の世界は深くて広い。追いかけていたら切りがない。たいがいにしないといけない。しかしこれはと思う法があったら何かの縁かもしれないからやりこむことだ。そこから何かが生まれ、その他の方法も比較的容易につかめる。「一事百通」の言葉通りである。
今日のテーマは「霊眼」だ。野口晴哉先生はこの「霊眼」の持ち主であったという。多くのエピソードがある。令夫人である野口昭子さんの著書『整体法創始者の伝記 回想の野口晴哉 朴歯の下駄』(ちくま文庫)では、この「霊眼」についても書かれている。P61〜62鶯谷記から引用してみよう。