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大乗起信論(1)【中観・唯識 菩提心を起こす】

大乗起信論(1)である。

密教の修行をする上で修学すべき論書は、「中論」と「成唯識論」である。

「中論」は中観思想であり、「成唯識論」は「解深密経(げじんみつきょう)」などと共に唯識思想を説いている。思想としての仏教教学としては、最高峰である。

日本の南都六宗においては、三論宗と法相宗が、両思想を研究していたのである。

この書は、大乗という文句がはじめにあるように、大乗仏教の真髄を説いている。信を起こすということを詳説している。

大乗仏教に対して小乗仏教という言葉があるが、これは大乗側からの偏見である。

小乗と言うよりも、長老派・上座部という様な言い方が正しい。厳密にはテーラワーダ仏教という。タイやスリランカなどの国々の仏教がそれであり、お釈迦様以来のあり方を護りつづけている。厳格に戒律を護持して、「肉食妻帯」はしない。現代の日本の坊さんとは前提が違うのである。

大乗仏教が上座部を貶すのには、それなりの理由がある。上座部側は、自分たちの修行だけを考えている。要するに在家者のことなどあまり相手にしないのである。

そういう上座部のあり方とは違う者たちが出てきて、やがて大乗仏教に発展していった。

では大乗仏教の特色は何であろうか?それは、「発菩提心」ということである。要するに「慈悲心」ということである。仏様の慈悲を信じてゆく、自分も慈悲心を持つようにしてゆくこと。これが上座部には無い特徴である。

では、上座部やその前身である釈迦教団には「菩提心」が無いのかというと、そうではない。

「アンニャー」という名称で、「求道する心」を表現しているのである。それは「悟りを得ようとする心」「神通力を得ようとする心」である。

大乗起信論は、中観・唯識の教学がより実践本意で説かれている。非常に重要な文献である。この書を紐解いて、研究することをおススメする。 

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