8月21日(日)『鎮魂法秘伝 伝授会』を開催したことは、読者にご報告した。
昨日、8月28日(日)の塩川大瀧「大滝行会」は、鎮魂の術を行ってゆく為の基礎をつくる、禊ぎの方法を取り入れ編成した滝行法を修行した。
1、鎮魂の境を達成するには、まず導いてくださる神祇がいなければならない。
2、次に法がなければならない。
3、さらに導師がいなければならない。
◎ 我が会の「水の修行」におけるご祭神は、水における最高神:水霊総官海龍王之大神である。
ご祭神は、神仙五大霊神、殊には西王金母大仙(須世理比売命)を特に尊崇している。
◎「禊ぎの法」としては以下の通り。
(1)その滝場(霊処)のご祭神の霊力を頂く、水を通じて灌いでいただく。これ「霊灌ぎ」(みそそぎ)である。
(2)神伝禊ぎ流(尾形学而先生伝)の「みそぎ行法」を行い、自己の霊魂を磨く。
(3)「音霊法」による、「耳そぎ」。滝の音を聞く修行。これを別名「みみそぎ」転じて「みそそぎ」であるという。鎮魂に絶大の効果がある。
(4)気合法・鎮魂帰神を入滝して行う。人体ラジウムの発生を促し且つそれを活用する。
昨日は、(1)〜(4)の修道方法を行ったわけである。
都合4回入滝し、すべて全員で一気呵成に入り、各種の修道法を行ったのである。
参加者・撮影スタッフ合わせて14名。大阪からの参加者もいた。はじめて塩川で修行する行者もいた。滝行後の修行者たちの爽快な表情が、この日の修行のすべてを物語っていると言えよう。
鎮魂などの境地を体験するためには、このような修道をすることが必須です。わたくしは今後、修道をしないものには、お話(講話の類い)は参加許可はしても、法の伝授は一切致しません。意味がないので。伝法しても如実にできないからです。このことは誰であろうと特別ということはありません。そして秘儀・秘法伝授に関しては、いくらお金を積んでも境涯がそこまで至っていないものには、けっして教授することはございません。