昨日、丁卯日は西王金母大仙のご縁日である。
予定通り、ご尊像安置の法要を執行した。
三体のご尊像が揃うのは、壮観である。招来のご協力をしてくださった篤信の方々には、心から感謝申し上げます。(あらためてご報告します)
この尊は、我が国にては須勢利姫命(すせりひめのみこと)、唐土においては西王母(さいおうも)、西蔵(チベット)にては観音菩薩として、化現しながら、各地域を統掌されてきたのである。殊には、六臂の観世音菩薩が、この大仙女(女神)の仏仙的なお姿なのである。このことは、わたくしが始めて明かす秘事である。
密教・密法は、宇内神界の九羅殿から出伝されている。この界は、大国主命(おおくにぬしのみこと)さまが司掌されている。妻神の須勢理姫命もまた神術無比のお方であり、密教の法のなかでも観音部の法に特に関与されている。
六臂の観音は、如意輪観音である。我が会では、『大聖如意輪観世音大菩薩』と称え奉る。ご本身は、太真西王母・須勢理姫大神である。
密教・神法ともに秘奥の行法は、『〇〇〇』を使うことである。先達には一部、口伝を与えた。こんなことを言及するものは、現代ではそうそう居ないと思う。
かつて偉大な神人は『神通は信と不信とに在り』と言われた。是非とも、信というものを徹底し、御用を果たしてゆきたいと思う。
皆さんで日本を立て直す祈りをしましょう。世界人類がみな幸せになるように祈りましょう。私たちは、我が国特有の神法と密教を以って、この霊性を高めるの道を歩んでゆきたいと思う。